打つ手が震えるキーボード
2002年10月5日嗚呼、きっと今でもまだMSNメッセンジャーでは冗長なチャットが続いているんであって、しかし私は延々と冗長にチャットばかりしている訳にもいかないのだ。
何故って私は新生HPを立ち上げたからして、その管理人でもあるし、旧:メインHPだった「■ALL OR NOTHING■〜Mobile Edition〜」の管理人でもあるので、新生HP「■ALL OR NOTHING■」の更新や作成に取り掛かったりBBSへのレス返しをしたり、旧:メインHP「■ALL OR NOTHING■〜Mobile Edition〜」の方もまた、更新しなければならないのだ。
そして、またもや処方量を大幅に上回る睡眠薬をワインで飲んでいるので、他人のサイトを回ってBBS書き込み等をするのが面白くてたまらないのだ。そして、私にはまた、メールを返すべき人々も居る。
重ねて言うと、今日は寝ていない。寝ていないのに寝る気も無くアルコールと睡眠薬で酩酊状態のままこの日記を書いている訳だが、これがまた、緊張せずに文章を書けてなかなか良いのだ。良い感じだ。ダウナーなノリだ。と、今現在思っている自分は明日にでもこの日記を読み返し、とてつもなく下らない冗長な文章を書いてしまったと後悔する事だろう。
当然だ。酩酊なんて自失なのだから。読んで字の如く「自分を失う」のだ。そうだ、今きっと素面の私は何処かへ失われているのだ。まぁ、こんな日も有っても良い。人間はハレの日に自失して、燃焼して、そうやって冗長なケの日を乗り越えて来たのだ。
…何故に私は今、斯様に「冗長な」という表現を多用しているのだろう?きっと自分が冗長な時間の中で冗長な文章を書いている所為だろう。きっとそうだ。
ここ最近更新が滞っていたのは、新生「■ALL OR NOTHING■」の「photo」コンテンツ、即ち写真コーナーの作成・編集作業をしていたり、バイトをしていたり、彼氏と遊んだりしていてゆっくりと日記を書く時間が無かったり、帰りが遅くなり、酔い潰れてそのまま寝てしまう、という生活を続けていたからだ。きっとそうだ。そうに違いない。
しかも、そうだ。同じ作家志望の某氏とメッセで話しているうちに、私自身が「書く」という事自体をとても意識し始めてしまって、意識しまっては私は文章を書けないから、それでどうしてもこのように力を抜いた状態で文章を書く事が出来なくなってしまったのだ。「書く」という行為に対して、自ら敷居を高くしてしまっていたのだ。
「書く」という行為自体に対して敷居が高ければ、書けるものも書けよう筈も無い。書く時に限らず、形而上学的なものに限定すれば何を作り出すにしてもそうだが、からっぽにしなければならないのだ、頭を。文章が、映像が、音楽が、感覚が、降りて来なければ駄目なのだ。降りてくるのを待つしか無いのだ。その為には自己が受容体となる訳だから、必然的に私は「からっぽ」でなくてはならない。中身がぎっちり詰まっていては、折角降りて来たものを収納するスペースが無くなってしまう。
今日も朝からバイトだった。昨日も朝からバイトだった。寝ていないのに朝からバイトだった。
本来の私なら、時給600円の実家の店のバイトよりも睡眠を優先するだろう。しかし、そうはいかない理由がある。
新潟に行く事になったのだ。中村一義のライブで。このライブはツアーの一環で、最北端でも、新潟だった。私はファンクラブにも入っているし、一般オンラインチケット予約に申し込む事も出来た。
しかし、新潟は遠い。私にとってみれば莫大な金が掛かる。
…と、此処まで書いて、私は睡眠薬とアルコールと睡眠不足の力に負けて、ベッドに潜り込んで眠ってしまった訳だが、大丈夫だ、まだ昼の12時だ。今日、即ち2002年10月6日の4時からオフ会の約束が有って3時半に彼氏が迎えに来るが、まだ充分間に合う。さて、「昨日の日記」の続きを書こう。どうせだからなるべく昨日の文体のままで続きを書こう。
そう、新潟は遠いのだ。だから、行こうかどうか大いに迷っていた。迷っているうちに、チケットのファンウラブ優先予約申込も一般予約申込受付も終了してしまった、という訳だ。
しかし、しかしだ。
中村一義のニューアルバム『100s』を買ったら、初回限定版特典だか何だか知らぬが、チケットの申込応募ハガキが付いていたのだ。
…当たれば、行ける。しかし何処ももうチケットは完売したのでは無かっただろうか?まぁ、オールスタンディングだからその辺は何とかなるのか。
とか何とか考えつつT、「もしこれで当たってしまったら、神様が『金は掛かるがそれに換え難い価値があるのだから行け』と言っているんだ」と思う事にして、ダメ元で応募してみたのだ。
第一希望を新潟、第二希望を名古屋にした。これは、新潟が一番チケットの刷けが悪かったのでダメ元にしても新潟が一番当たり易いだろうし、地理的に近い。名古屋は飛行機の代金の割引期間の関係で安く行ける、という理由からなる選択で、それぞれ彼氏の分も合わせて2枚、応募した。
すると、すると。
…当たってしまったのだ。
2002年10月4日15時24分23秒、折しもバイトを終えてネット中だった私の元に、こんなメールが届いたのだ。
********************************************
>差出人:博愛博事務局
>件名:博愛博事務局 からの重要なお知らせ
>○○ ○(私の本名につき伏せ) 様
>おめでとうございます。
>お申込いただいた100S(中村一義)ツアー
>「博愛博+」ライブチケットが当選されました。
>ご予約を完了するためには、下記URLにパソコンからアクセスして、
>このメールの最後に記載されているあなたの購入用「ID」を入力後、
>お支払い手続きを行ってください。
>※この手続きがない場合、チケットのご当選は無効になりますので、お気をつけください。
>※また、購入手続きは携帯電話上からは行えませんのでご注意下さい。
>代金お支払いの締め切りはこのメールの到着から1週間とさせていただきます。
>ご入金の確認までに時間がかかることもありますので、どうか余裕を持って
>お早めにお手続き下さい。
>http://○○○○(専用URLにつき伏せ)
>あなたのIDは「○○○○(IDにつき伏せ)」です。
>お間違えありませんよう、お願い致します。
>---------------
>博愛博事務局
>---------------
********************************************
もう、このメール来た当初は、専用URLにアクセスして必要事項を入力するにも、キーボードを打つ手が震えて上手く打てずに何度もタイプミスが無いか確認してしまった程だ。
何せダメ元で応募したし、メールが来て新着メール通知音が鳴った時も「どうせまたDMか何かだろう」と思っていたのだから。
まず専用申込URLにアクセスし、そこで実際に予約作業を行なう前に、震える手で電話機のボタンを押して彼氏に電話した。MSNメッセンジャーでは確か、私か彼氏かのどちらか一方がオフラインになっていたからだ。そして、震える声で「…新潟当たった」と言って、本当に申し込んでも良いか、交通手段の方は大丈夫かなどを訊いてみた。彼氏からゴーサインが出たので早速オンライン予約申込を済ませ、彼氏も交通手段や宿泊先などの情報を細密に調べてくれた。飛行機のチケットもオンラインで取ってくれた。
裏日記にまだ震えている手で書き込みをし、現在は「Mobile Edition」になっている旧:メインHPの「実況中継」というコンテンツの掲示板にも震えながら書き込んだ。
母にも電話したが、ライブに行く事に対して反対されてしまった。
まず、そんな遠くまで金を掛けて行くのは馬鹿馬鹿しい、そして、彼氏と二人で泊まりがけで行くという事が親として心配だ、という、主に2点の理由から反対された。
しかし、もうライブのチケットの申込も飛行機のチケットの申込も済んだ後だったので後の祭りだし、もし申し込む前に母から反対意見を受けていたとしても、私は行く事に決めていただろう。断言出来る。母の反対を押し切って、無理矢理にでも強行突破して行くだろう。何せ、中村一義は私の思想や人生そのものを左右したと言っても過言では無い程、大きな存在なのだ。しかも、今回が初・生・中村一義(略して初生村)を拝めるまたとないチャンスなのだ。
かくして、初生村を拝む為の交通費を確保するべく、私は来たる2002年11月19日に向け、時給600円でしかも不定期、しかも親の店だからこき使われまくるという過酷な労働条件の下、せかせかとバイトして金を貯める事になった。
さて、もう昼の1時になった。そろそろ出掛ける支度を開始しなくては。今日(6日)は日曜だから、店が休みなのでバイトは無い。
文脈にまとまりが無いことこの上無いが、どうせ日記なんてそんなものだ、と開き直ってみよう。
※連絡事項
裏日記に関してなのですが、裏日記の書き込みは私のみ可能、皆様の書き込みはBBSに、という形に変更させて頂く事にしました。詳細はHPの「diary」→「裏・状況が裂いた日々」を御覧下さい。
BBSに気軽に書き込みして行って下さいね。
あと、遂に「photo」コンテンツ(写真コーナー)が一応完成致しましたので、御覧になって頂けると大変嬉しく思います。
HP URL↓
http://www.h4.dion.ne.jp/~cocoonx/index.html
何故って私は新生HPを立ち上げたからして、その管理人でもあるし、旧:メインHPだった「■ALL OR NOTHING■〜Mobile Edition〜」の管理人でもあるので、新生HP「■ALL OR NOTHING■」の更新や作成に取り掛かったりBBSへのレス返しをしたり、旧:メインHP「■ALL OR NOTHING■〜Mobile Edition〜」の方もまた、更新しなければならないのだ。
そして、またもや処方量を大幅に上回る睡眠薬をワインで飲んでいるので、他人のサイトを回ってBBS書き込み等をするのが面白くてたまらないのだ。そして、私にはまた、メールを返すべき人々も居る。
重ねて言うと、今日は寝ていない。寝ていないのに寝る気も無くアルコールと睡眠薬で酩酊状態のままこの日記を書いている訳だが、これがまた、緊張せずに文章を書けてなかなか良いのだ。良い感じだ。ダウナーなノリだ。と、今現在思っている自分は明日にでもこの日記を読み返し、とてつもなく下らない冗長な文章を書いてしまったと後悔する事だろう。
当然だ。酩酊なんて自失なのだから。読んで字の如く「自分を失う」のだ。そうだ、今きっと素面の私は何処かへ失われているのだ。まぁ、こんな日も有っても良い。人間はハレの日に自失して、燃焼して、そうやって冗長なケの日を乗り越えて来たのだ。
…何故に私は今、斯様に「冗長な」という表現を多用しているのだろう?きっと自分が冗長な時間の中で冗長な文章を書いている所為だろう。きっとそうだ。
ここ最近更新が滞っていたのは、新生「■ALL OR NOTHING■」の「photo」コンテンツ、即ち写真コーナーの作成・編集作業をしていたり、バイトをしていたり、彼氏と遊んだりしていてゆっくりと日記を書く時間が無かったり、帰りが遅くなり、酔い潰れてそのまま寝てしまう、という生活を続けていたからだ。きっとそうだ。そうに違いない。
しかも、そうだ。同じ作家志望の某氏とメッセで話しているうちに、私自身が「書く」という事自体をとても意識し始めてしまって、意識しまっては私は文章を書けないから、それでどうしてもこのように力を抜いた状態で文章を書く事が出来なくなってしまったのだ。「書く」という行為に対して、自ら敷居を高くしてしまっていたのだ。
「書く」という行為自体に対して敷居が高ければ、書けるものも書けよう筈も無い。書く時に限らず、形而上学的なものに限定すれば何を作り出すにしてもそうだが、からっぽにしなければならないのだ、頭を。文章が、映像が、音楽が、感覚が、降りて来なければ駄目なのだ。降りてくるのを待つしか無いのだ。その為には自己が受容体となる訳だから、必然的に私は「からっぽ」でなくてはならない。中身がぎっちり詰まっていては、折角降りて来たものを収納するスペースが無くなってしまう。
今日も朝からバイトだった。昨日も朝からバイトだった。寝ていないのに朝からバイトだった。
本来の私なら、時給600円の実家の店のバイトよりも睡眠を優先するだろう。しかし、そうはいかない理由がある。
新潟に行く事になったのだ。中村一義のライブで。このライブはツアーの一環で、最北端でも、新潟だった。私はファンクラブにも入っているし、一般オンラインチケット予約に申し込む事も出来た。
しかし、新潟は遠い。私にとってみれば莫大な金が掛かる。
…と、此処まで書いて、私は睡眠薬とアルコールと睡眠不足の力に負けて、ベッドに潜り込んで眠ってしまった訳だが、大丈夫だ、まだ昼の12時だ。今日、即ち2002年10月6日の4時からオフ会の約束が有って3時半に彼氏が迎えに来るが、まだ充分間に合う。さて、「昨日の日記」の続きを書こう。どうせだからなるべく昨日の文体のままで続きを書こう。
そう、新潟は遠いのだ。だから、行こうかどうか大いに迷っていた。迷っているうちに、チケットのファンウラブ優先予約申込も一般予約申込受付も終了してしまった、という訳だ。
しかし、しかしだ。
中村一義のニューアルバム『100s』を買ったら、初回限定版特典だか何だか知らぬが、チケットの申込応募ハガキが付いていたのだ。
…当たれば、行ける。しかし何処ももうチケットは完売したのでは無かっただろうか?まぁ、オールスタンディングだからその辺は何とかなるのか。
とか何とか考えつつT、「もしこれで当たってしまったら、神様が『金は掛かるがそれに換え難い価値があるのだから行け』と言っているんだ」と思う事にして、ダメ元で応募してみたのだ。
第一希望を新潟、第二希望を名古屋にした。これは、新潟が一番チケットの刷けが悪かったのでダメ元にしても新潟が一番当たり易いだろうし、地理的に近い。名古屋は飛行機の代金の割引期間の関係で安く行ける、という理由からなる選択で、それぞれ彼氏の分も合わせて2枚、応募した。
すると、すると。
…当たってしまったのだ。
2002年10月4日15時24分23秒、折しもバイトを終えてネット中だった私の元に、こんなメールが届いたのだ。
********************************************
>差出人:博愛博事務局
>件名:博愛博事務局 からの重要なお知らせ
>○○ ○(私の本名につき伏せ) 様
>おめでとうございます。
>お申込いただいた100S(中村一義)ツアー
>「博愛博+」ライブチケットが当選されました。
>ご予約を完了するためには、下記URLにパソコンからアクセスして、
>このメールの最後に記載されているあなたの購入用「ID」を入力後、
>お支払い手続きを行ってください。
>※この手続きがない場合、チケットのご当選は無効になりますので、お気をつけください。
>※また、購入手続きは携帯電話上からは行えませんのでご注意下さい。
>代金お支払いの締め切りはこのメールの到着から1週間とさせていただきます。
>ご入金の確認までに時間がかかることもありますので、どうか余裕を持って
>お早めにお手続き下さい。
>http://○○○○(専用URLにつき伏せ)
>あなたのIDは「○○○○(IDにつき伏せ)」です。
>お間違えありませんよう、お願い致します。
>---------------
>博愛博事務局
>---------------
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もう、このメール来た当初は、専用URLにアクセスして必要事項を入力するにも、キーボードを打つ手が震えて上手く打てずに何度もタイプミスが無いか確認してしまった程だ。
何せダメ元で応募したし、メールが来て新着メール通知音が鳴った時も「どうせまたDMか何かだろう」と思っていたのだから。
まず専用申込URLにアクセスし、そこで実際に予約作業を行なう前に、震える手で電話機のボタンを押して彼氏に電話した。MSNメッセンジャーでは確か、私か彼氏かのどちらか一方がオフラインになっていたからだ。そして、震える声で「…新潟当たった」と言って、本当に申し込んでも良いか、交通手段の方は大丈夫かなどを訊いてみた。彼氏からゴーサインが出たので早速オンライン予約申込を済ませ、彼氏も交通手段や宿泊先などの情報を細密に調べてくれた。飛行機のチケットもオンラインで取ってくれた。
裏日記にまだ震えている手で書き込みをし、現在は「Mobile Edition」になっている旧:メインHPの「実況中継」というコンテンツの掲示板にも震えながら書き込んだ。
母にも電話したが、ライブに行く事に対して反対されてしまった。
まず、そんな遠くまで金を掛けて行くのは馬鹿馬鹿しい、そして、彼氏と二人で泊まりがけで行くという事が親として心配だ、という、主に2点の理由から反対された。
しかし、もうライブのチケットの申込も飛行機のチケットの申込も済んだ後だったので後の祭りだし、もし申し込む前に母から反対意見を受けていたとしても、私は行く事に決めていただろう。断言出来る。母の反対を押し切って、無理矢理にでも強行突破して行くだろう。何せ、中村一義は私の思想や人生そのものを左右したと言っても過言では無い程、大きな存在なのだ。しかも、今回が初・生・中村一義(略して初生村)を拝めるまたとないチャンスなのだ。
かくして、初生村を拝む為の交通費を確保するべく、私は来たる2002年11月19日に向け、時給600円でしかも不定期、しかも親の店だからこき使われまくるという過酷な労働条件の下、せかせかとバイトして金を貯める事になった。
さて、もう昼の1時になった。そろそろ出掛ける支度を開始しなくては。今日(6日)は日曜だから、店が休みなのでバイトは無い。
文脈にまとまりが無いことこの上無いが、どうせ日記なんてそんなものだ、と開き直ってみよう。
※連絡事項
裏日記に関してなのですが、裏日記の書き込みは私のみ可能、皆様の書き込みはBBSに、という形に変更させて頂く事にしました。詳細はHPの「diary」→「裏・状況が裂いた日々」を御覧下さい。
BBSに気軽に書き込みして行って下さいね。
あと、遂に「photo」コンテンツ(写真コーナー)が一応完成致しましたので、御覧になって頂けると大変嬉しく思います。
HP URL↓
http://www.h4.dion.ne.jp/~cocoonx/index.html
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