不審者侵入直前事件

2002年9月17日
今、恐怖に怯えながらこの日記を書いている。

もう少し早目に、そう10時前頃に今日の分を書いてしまえばこんな書き出しから始まる事も無かっただろう(現在、午前3時過ぎ)。

不審者があったのだ。大々的な事件こそ無かったものの、我が家に侵入、若しくは覗き行為を目論んでいた可能性が高い。

我が家は両親の職業柄、平素両親が家を空けている場合が殆どだ。一方私は半引きこもり状態に近いので、起床すると既に家に一人きり、母が諸用や私の食事を運んで来る為に一時的に帰宅する際以外は、どんなに早くとも10時まではそのまま家で一人で過ごすような日が多い。そして両親が寝るのが午前1時〜3時過ぎ頃、私は生活リズムが著しく乱れているので朝まで起きているような事もしばしばある。

そんな家庭の事情で、我が家には深夜・明け方も煌々と明かりが灯っていたりする。そして、猫を飼っているので猫が外に出ている間は、猫が帰って来るまで1階でカーテンを開けて窓の外が見えるようにして待つか、2階に居る時や家を空ける場合には窓の一部を開けておかなければならないという事情もある。

私は今日、朝から親の店を手伝い、昼過ぎから診察に行き、その後友人とカラオケをしたりして来て、帰宅した時刻は8時をゆうに回っていた。
暫くして母が食事を持って来て、その後母が店に戻ったので私はいつものように2階の自室に戻り、ネットに繋いで彼氏とMSNメッセンジャーで話していた。

母が食事を持って来る前、猫が外に出たがったので私は1階の窓を開けて出してやったのだが、母にそれを伝えると、「雨なのでcocoが1階に居る短い間にすぐ戻って来るだろう、それにもし暫く戻って来ないようでもcocoが一旦外に出した事を覚えているので大丈夫だろう」と考えたらしく、私の知らぬ間に窓を閉めてしまったのだ。

私はそんな事とはつゆ知らず、「開けておいたままにしておけばいつ戻って来ても大丈夫だろう」と悠長に構えていたので、2階でネットしながら猫の帰りを待っていたのだが、実際には窓は母が閉めたままの状態だったのだから、帰って来よう筈もない。

10時半頃、母が帰宅。ここで初めて窓が閉まったまま私が2階の自室に居たという状況を双方とも把握し、母も私もお互いの不注意だとなじり合い、軽い口論になった。

自室のドアは開けたままでいたので、彼氏とチャットしつつ2階と1階で母とあれこれ言い合っていたのだが、その時猫の事を心配してちらちらと窓の外を眺めていた母が、急に叫んだのだ。

「あ、誰か人居た!」
「え?!」喫驚する私。
「男の人のスニーカー見えた」
「嘘、誰誰?!」
「判んない。でも居たよ。塀の上から飛び降りて来たの」
「嘘ぉー、やだやだ、恐い誰ー?!何?!」
「知らない…。もう行っちゃったし」

猫が普段出入りするその窓のすぐ横には丁度、隣家の、木の板で作られた簡素な古い塀があるのだが、母の話によるとその男は顔すら見えなかったものの、隣家の庭から塀を飛び越え、我が家の方へやって来ようとしていたらしい。そこをたまたま母に見られたものだから、慌てて飛び越え掛けた塀の上から隣家の庭の方へと引き返して行ったようだったとの事であった。
勿論、既に外は暗く、そちらの方角にこれといった灯りも無かったので男がどの方角へ去って行ったか、どんな風体だったのかといった詳しい部分は全く判らず仕舞いだった。

ところで、更に私の恐怖心を煽るのはその塀や隣家の庭の方角から、丁度私の2階の自室のこの位置、正に今こうしてPCの前に座っているこの位置が見えるという事である。

今、すぐ左横には窓があり、この窓のすぐ横は隣家の外壁なので誰も見ないだろうと思い、平時は昼夜問わずカーテンを半開きにした状態でいる事が多い。
しかし、今はぴっちりとカーテンを閉めてある。いくら隣家の外壁のすぐ横とはいえ、こちらから見ると隣家の外壁は、窓の横数十センチメートル位の所で、ほんの少し途切れている。完全にカーテンを開け放ったら、いや、恐らく半開きの状態でも、隣家の庭や塀の方角から見ると此処に居る私の姿が見えることと思う。

救いなのは窓が擦りガラス状になっているという事だ。窓を開けなければくっきりと外部から室内が見えてしまう事はない。
しかし、あくまでも憶測だが、深夜から明け方まで明かりの点いている事の多い私の部屋を、いや、私の私生活そのものを、ひょっとしたら例の男は以前から頻繁に覗いていたのではないかと考えてしまう。

我が家自体はさほど広くもなく、3人で住むには丁度良いといった程度なのだが、私の部屋だけが9畳もあり、窓はもう一つ別の方向にもある。そちらの窓は道路に面していて、擦りガラス状にもなっていないのでカーテンを開けると通りから部屋の一部がかなりはっきりと見えてしまう。
なので平時、そちらの窓は逆に昼夜問わずカーテンを閉めている事の方が多いのだが、それでも部屋に明かりが点いているのか消えているのかという事だけは外から判ってしまう。
道路に面した窓から、普段から深夜・早朝も漏れる明かりを見て、又は偶然カーテンを開けていた時に私の姿を見たか、私が家に出入りする姿を見たかして、「あの家には若い女が住んでいる、しかも深夜起きて何かしている」と判ったのだろうか。そこでもう一方の窓からなら私がPCに向かっている姿が毎日のように見えるという事を突き止めてしまったのだろうか。
あくまで憶測の域を出ないが、男の確固たる目的があったとすると、時間的にも盗みに入ろうとした訳でも無さそうだし、どう考えても覗き目的、しかも特に私の私生活を覗こうとしていた可能性が高いように感ぜられて恐ろしい。

そして、更に恐ろしいことに、現在も1階の窓は一部が開かれたままの状態なのだ。
そう、まだ猫が帰って来ていないのだ。

もう父も既に帰宅し、両親は二人共2階の隣の寝室で寝ている。現在自室のドアは恐くて閉めたままで、明かりが点いている事が判らないようにした方が良いという両親の意見により、電気を全て消した真っ暗な部屋の中でカーテンを締め切り、PCのディスプレイだけが唯一の光源という、オタクや引きこもりを絵に描いたような状態で居る。

しかし、もうこうするしか無いのだ。私は数ヶ月前本格的に1ヶ月間以上引きこもっていた際、何か少し物音がするだけで「誰か居るのではないか」「家に入って来ようとしている・入って来たのではないか」と怯え、窓の外を眺めていると「誰かの顔がひょこっと現れてこちらを見るのではないか」と怯え、鏡を見ようとすると「後ろに誰か立っているのではないか」と怯えるという、酷い妄想のようなものに1日に何度も何度も襲われていた時期が有った。
それが現実のものになってしまったのだ。覗きだけならまだしも、それ以上の何かがあったら…と考えるだけでもまたあの妄想的な焦燥感に襲われそうだ。いや、もう実際に襲われ掛けていると言っても過言ではない。


mode⇔change.

はい、恐かったです。って云うか恐いです今でも現在進行形で。

余りにも恐かったのでまた文体が固く成ってしまいました。

小説、今日は続き書いてないです店のバイトと診察とカラオケとauショップ行って帰って来たら、こんな恐ろしい事が起きたんで。精神的に、書けません今は。

ちなみにヲタで半ヒキなのは事実です、はい。

何ヲタかと言うと、もう色んなヲタの塊で。中村一義ヲタ、岩井俊二ヲタ、写真撮影&加工ヲタ、PC&ネットヲタ、ビョークヲタ、書籍ヲタ、携帯(特にau)ヲタ、薬(特に向精神薬)ヲタ、精神疾患ヲタ、各派宗教ヲタ、右翼・左翼ヲタ、MAJESTIC LEGON(服のメーカー)ヲタ、歳の割に社会情勢ヲタ、彼氏の仕事の影響でややシルバーアクセヲタ、あとヲタとまではいかないけどテクノ・アンビエント等をこよなく愛しているのです。

診察行って来ました診察。13日に書いた文書とか持ち込んで。
本格的な躁転とまでは行っていないそうで。自覚症状が有るうちはまだ「安全」だとか。
今の調子だと丁度良いんでは無いかと。

診察後女友達Aとカラオケ。また性懲りも無くBjorkを歌ってしまいましたビョーク様ごめんなさい。

Aの携帯不具合の為auショップへ。auヲタにとってauショップは魅惑だワー。最近の新機種ラッシュにも関わらず新機種チェックを怠りがちだったので、店中のパンフ類とか全てお持ち帰りさせて頂きましたヲタ炸裂ゥ。ロゴティッシュも2個頂いて参りました一つは保存用にと。
最近の新機種デザイン的に惹かれるものが無いわ。シンプルが一番だと思うのですよね、長く持つなら。現在のC5001T以上に惹かれる飽きの来なさそうな機種が無いわ。カメラ付きは良いけど、でもその為にあのどでかいカラーサブディスプレイとか止めて下さい耐えられません。
や、もうデザイン云々の話では無く、鞄の中に携帯入れっ放しだと着信気付かなかったりするので大抵は首からぶら下げてるので、撮った写真やら誰からの着信かとか誰からのメールかとか、周囲の目に触れるのなんて耐えられません。
だから折り畳み派。待ち受けなんぞ不特定多数の人に見られようものなら自己主張丸出しで恥ずかしさのあまり挙動不審に成りますよ?
だって今、主に中村一義ですよ?たまにビョークかビョークのロゴで、ごく稀に岩井俊二ですよ?

ところでPHS時代はDDIポケット、現在au、ネットはアク環AirH"でプロバがDION、マイラインは市外通話がKDDI、これってもぅ、auヲタを軽く通り越してKDDIヲタですね。あはは。

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