ぇ?合格ですか?

2002年8月9日
熱が下がった。
幾分かだるさも抜けたように感じる。
どうやら風邪の山場を通り越したようだ。

まだ微熱は残っているが、ここ丸二日間横になってばかりいたので、調子が良くなったとなると俄然活動意欲が湧いて来た。

予備校から届いていた、大検本試験の解答の封を開けてみる。
解答と一緒に、担当者の方の直筆の手紙が同封されていた。

そこに記されていた一文を見て、自分の目を疑った。

「ボーダーラインは全科目40点です。」

…ぇ?嘘ぉ。そんなに低いんですか?!

要するに100点満点中40点以上取れていれば、まず合格と考えて間違いないという事だ。

…いや、これはあまりにも低過ぎる。
 もしかしたら「40点分以上間違っていたら不合格」という意味ではないか?

予備校に電話を掛けてみた。
担当の方は私が通学部に在籍していた頃、懇意にして下さっていた女性だ(のちに通信部に移籍したが)。会話もスムーズに進む。

本題に入ると、心配していた事態とは裏腹に、「合格ボーダーラインが」40点だとの事だった。

…受かった。

確かに予備校時代から少しナメて掛かってはいた。
が、それにしてもあまりにあっけない合格である。

「危ない」と見ていた科目さえ、物凄く謙虚に自己採点したとしても50点台後半以上は取れている筈である。

もうこうなると、解答を開いて正式に自己採点する気も失せてしまった。
何せ天地がひっくり返るような事態にでもならない限り、私の合格は確定したも同じなのだから。

彼氏に合格を伝える。裏日記にも「受かった」と書き込みを入れる。秘密メモにも書く。HPでも報告する。友人達にもおいおい伝えていく予定だ。

実は今日から本格的に、滞納していた分の日記をまとめて書き始めた。日記なので「今日」という表現を使っているが、本当の「今日」は8月11日である。
短文で済ませるのに抵抗を感じざるを得ない性格故、私の日記は平均してどの日も長文である。一日約1200文字〜3000文字強を約1週間分書くのだから、殆ど一日中PCに向かって書き続けなければ現実の日付けに追い着けない。筆の早い方でも無いし、精神的に辛かった日の分となるとことさら筆が滞る。

そんな訳で、この日からほぼ一日中自室に篭って日記を書いていたものだから、普段なら仲の良い母とも疎遠になる。私は文章を書いている時、横に誰かが居たり話し掛けられたり音楽を流されたりすると、集中出来ず機嫌が悪くなるので、尚更母との関係も希薄になってしまった。
なので、母に大検合格を伝えるのはかなり遅れる事になってしまった。

「そういえば大検どうだったの?」
「あー、受かった受かった」

ドア越しの、こんな形での報告になってしまった。
今思えばもっと盛大に言っておくべきだったと少し悔やんでいる。

まぁ、何はともあれ合格は合格だ。
ここは素直に喜んでおこう。

さて、溜まっていた「やらなければならない事」を一つずつ片付けていかなくては。

…まずはこの日記の滞納分を書き上げる事から始めるか。

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